冬の隙間 [04_携帯写真+詩]
冬の隙間
スマートには 生きれません 私はいつも 泥だらけの長靴を 履いているからです 偉いことなど分かりません 指先の感覚だけが 頼りです 笑われてなんぼです けれど 自分の笑顔には 胸を張りたいじゃないですか!
スマートには 生きれません 私はいつも 泥だらけの長靴を 履いているからです 偉いことなど分かりません 指先の感覚だけが 頼りです 笑われてなんぼです けれど 自分の笑顔には 胸を張りたいじゃないですか!
ひとつだけ [04_携帯写真+詩]
ひとつだけ
赤い花をひとつだけ
身体に隠した赤い花
ひとつだけをプレゼント
あなたのナイフで
花占いの遊びがおわっても
もとには戻らない
女の子の色
ひとつだけ
大切に契られた
私の身体の初めから終わりを
確かめながら
あなたは数える
私の忠誠心
涙を隠して
ひとつだけ
赤く咲く声
夜を裂く
ひとつだけ