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禁色 [04_携帯写真+詩]

禁色 禁色 白いあなたを 私が神仏の前で堕落せたのだ 私の中に潜む 楽園を追い出された 蛇が あなたを絞り上げた 零れたあなたの 白い羽の残骸が 私の身体を汚すように浄める あなたに授けた 獣が片時も 業火の中で 吼える あの時 強引に 塞いだのは まっすぐに泣く あなたの 「愛しています」 きっと それを聴くと 私は泣いてしまう 自分が 女であると気づいてしまう あなたを 飼い殺しにして 置き去りにする 自分に あぁ、 雷がなる 神鳴りが聞こえる 二人の声を燃やすように

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